なかなか、面白く読めた。この本でいくと打者の評価は
出塁率(
OBP:On Base Percentage)と
長打率(
SLG:Slugging percentage)で決まるらしい。
OPS(On-Base Percentage+Slugging Percentage)という
OBPと
SLGを足した成績がありこれが高い程良い打者という事になる。これを
MLBの今年の成績で見てみると、
マリナーズの
イチローは、
OPS .869で42位(
OBP .414 9位、
SLG .455 83位)、
ヤンキーズの松井は
OPS .912で25位(
OBP .390 21位、
SLG .522 32位)となる。松井の方が良い打者という事になる。ちなみ1位は断トツで
ジャイアンツの
バリー・ボンズで
OPS 1.422(
OBP .609 1位、
SLG .812 1位)となる。今まで打率、
本塁打数、打点という成績にばかり注目していただけに新鮮に映る。これでまた違った野球の見方ができそうだ。しかし、ここ何年か
プロ野球をまったく観なくなった自分に気付く。