六ヶ所再処理工場
だいぶ前に田舎に戻って暮らすという選択肢がなくなるなと*1書いた事があったのですが、坂本龍一氏のブログのエントリー「青森産食品を守れ！ -> http://blog.sitesakamoto.com/index.php?itemid=168」を読んでそれだけじゃないんだと改めて考えさせられた。坂本氏のブログでは農産物が主に取り上げられていたけど、海産物も同じように汚染されます。そうなると青森県だけではなく岩手県なんかも影響を受けそう。あの近海は三陸沖と呼ばれ、サンマ、イワシ、サバ、ホッケ、イカなんかが捕れる漁場です。海岸線沿いではナマコ、ウニ、ホヤなんかが捕れる。当然それらの食材は全国に出荷され家庭の食卓や外食先にて口にする事になる。
個人的には食品の心配だけではなく数十キロしか離れていないところに私の家族や、友人も住んでおりも長い時間で見ると健康面などで直接的な被害があるのかもしれない。
その一方で、六ヶ所再処理工場を運営する日本原燃株式会社があるおかげでその周辺地域では仕事が生まれ日々の生活を支えているという一面もある。知人の中にはそこに勤めている人、出入り業者の人間として働く人もいる。単純に稼働を止めればみんなが幸せになるわけではない。あくまでもこれは何十年という長い時間ではなく短い時間で考えればの事ではあるのだが。
六ヶ所再処理工場の位置
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